トランシーノを服用し始める前に知っておきたい事とは

30代〜40代の女性に多く見られる、両頬に対象に出来るシミ・肝斑(かんぱん)。
美白化粧品では治らず、レーザー治療にいたってはかえって悪化するという、
女性にとってはきわめてやっかいなものでしたが、
今は肝斑(かんぱん)治療薬・トランシーノが発売され、肝斑に悩む女性の救世主となりつつあります。

トランシーノはドラッグストアやインターネットで気軽に購入できますが、れっきとした【医薬品】。
服用するに当たっては、少々注意が必要です。


トランシーノを服用しないほうがいい場合

まず、55歳以上の方。これは、腎臓の機能の低下に関係しているようです。
トランシーノは腎臓で排出されるので、こうした年齢に制限があります。
また、肝斑(かんぱん)ではないシミには効果がありませんのでご注意下さい。
肝斑ではないシミに服用してしまっても問題はありませんが、
値段も安いものではありませんし(;^ω^A
服用にあたっては、ご自分のシミが肝斑かどうかの見極めが大切です。
それから、血栓症の方・またはご家族に血栓症の方がいる場合も該当します。


トラネキサム酸を服用すると血液の粘度が高まる?

トランシーノは、トラネキサム酸を主成分としていますが、
トラネキサム酸は医療用では止血剤としても用いるので出血を止める作用はありますが、
血液の粘度を高める作用はないようです。


トランシーノを服用すると生理が重くなる?

「肝斑(かんぱん)」は、女性ホルモンバランスの乱れが原因といわれていますが、
トランシーノの作用は、直接女性ホルモンに働きかけて肝斑を改善するものではありません。
また、トランシーノに配合されているトラネキサム酸には止血効果もありますが、
それ自体に血液を固める作用はなく、固まった血栓を安定化させる作用です。
以上のことから、生理(月経周期)への影響はないと考えられています。


トランシーノを服用すると太る?

トランシーノは、女性ホルモンバランスに作用する成分や、
また太ることに影響を与える成分は入っていないので、関連性はないと考えられます。


いずれにせよ、服用の際は用法をよく読み、心配な方は医師への相談をお薦めします。


肝斑(かんぱん)シミ改善薬 トランシーノ 180錠 【医薬品】


ホーム